頬を真っ赤にする君が愛しくて。 エレベーターに乗れば、2人っきりの空間。 呼吸が、苦しい。 「陽ちゃん、ありがと!」 「なんでお礼っ」 「ぇ、だって…//」 「じゃあ、また明日、柚」 そう言って、別れた。 その翌日、俺はある会話を聞いちゃったんだ…。 「ねぇ、柚好きな人いるの?」 「い、いるよ…?///」 「誰?!」 「…すっごい、優しい人///」 ”失恋” それを…味わった気分だった。