「友だちの恋を応援してくれよ〜」 「めんどくせぇ…。ってか、メアドぐらい、あいつに聞けよ。あいつなら、教えてくれるから」 「ぇ、マジで?」 「おぅ、クラスと名前とを言えばな」 「でもさぁ、鈴木…怖くね?」 「そう? 美人じゃん」 「ぇ、まさか鈴木狙ってる?」 「まさかっ」 そんな会話をして、部室を出ると、ちょうど鈴木と柚が出て来た。