拝啓、隣の席の完璧君。


「ん?春夏冬ぃー 結果変わらなくていんだな??」

と、またまた鼻をほじりながら言う先生。
お前どんだけ鼻くそ溜まってんねん!
と、言いたくなるのをぐっと抑えて

「はい…。」
と言うしかなかった。

はぁ。なんてこった。またテストが終わるまで奴の隣なんて…。引きこもりたい…。

そんな私の思いにも気づかない奴は

「またまたまたまたよろしくね。春夏冬さん。」

と、笑ってくるんだ。


ちくしょう!山田のクセに!山田なんて平凡な名前のクセに!!