「あんたがどうゆうつもりで学校来てるかわかんないけど、人に迷惑かけるのは止めなさいよ!」




「あぁ?知らねぇよ!まぁ俺、学校もうすぐ辞めるけど。」




「え?」




「友達もみんな辞めちゃったし、学校つまんねぇからよ!」




『辞めさせないよーん。』



ドアから声がした…。




「修三!」




そこには修三先生がいた。



「なに辞めるとか抜かしてんだバーカ。」




「うるせぇな、おっさんは黙ってろ!」




「黙らないよ〜俺しつこいからさぁ、てか他の奴は。」




今さら気ずいたか……。




「あ、そうだ沢村、生徒会入いんねぇか?」




『えぇぇぇぇ!?』




私たちの声が初めてハモった


修三先生は平然な顔していた。




「バカか?おっさんもうボケが始まったのか?(笑)」



「ボケてねぇよ、こいつらも生徒会だからよ。」




『はぁ!?』




「ま、待ってよ先生、仮だって言ったじゃん。」




私は戸惑った。




「あ!間違えて正式な紙にお前らの名前書いちゃったよ、ああどうしよーどうしよー(-_-)」




クソ!わざと書いたな!
最初からそれを狙って…




「前原なぁあれだよなぁ、ケーキの無料券あげたよねぇ(-.-)」




「…修三先生には感謝してます、修三先生大好きぃ」




「ハハハ、いいっていいって。」




「お礼がしたいので廊下こいよ」




そう言うと麻衣は修三先生の胸ぐらを掴んで強制的に廊下に引きずり込んだ。




「ん?ま、前原ぁ?」






……ドス!…バコン…ドスドス……バコン……




廊下に鈍い音が鳴り響く。






「お礼ってなんだろうね?」




倉崎君はバカか……(笑)