「先生、もう諦めな!」
麻衣が追い討ちをかけた。
「あ!そういえば思い出した、最近駅前に出来たケーキ屋さんの無料券こないだもらったばっかだった、前原!お前ケーキ好きだろ?」
麻衣がそんなんで動くわけな……
「それは本当か!?」
え!?
「あぁ、こないだキャバクラの姉ちゃんにもらったよ。」
修三先生!?いや、教師がキャバクラ行っていいのかな!?
「わかった、やるよ」
えーー!?
「麻衣、本気!?」
「だってケーキがタダで食えるんだよ?やるでしょ?」
「じゃ、仲のいい小池にもやってもらおうか。」
え!
「まってくださいよ!私は……。」
「大丈夫だ、前原も小池も仮メンバーって事でいい、人数集まったら好きに抜けてもいいから、頼むよ。」
「ほら、やるよ優奈、そしてケーキ食べよう」
「わ、わかりました仮なら……。」
『はい!僕もやります!』
え?
