昨日は始業式が終わり、麻衣のリクエストどうり駅前のケーキ屋さんに行って帰った。




そして次の日……。




「今日から授業だからしっかり受けろよ、解散!」




修三先生のいつもの適当なホームルームが終わり、1時間目の授業に入るところだ。




沢村は今日も来ていないらしい………。




1時間目はクラスで何か係員、委員会を決めるらしい。




「黒板に係と委員会書いたから適当に書いといて〜。」




そう言って修三先生は教卓に寝そべった。




「麻衣なにやる?」




「やんなーい。」




やっぱり……わかってたけれども……。




「あっそういえば麻衣、倉崎君このクラスにいるの知ってた?。」




「知ってたけど興味ない。」




「さすがにあれは可哀想だったよ…。」




「ああゆう男嫌いだわ」




「ずるいなぁ、」





倉崎雅人(くらさきまさと)君は麻衣に去年告白してきた男の一人だ。




麻衣は元々男の子には興味ないみたいで中学生の時から何人にも告白されてきたけど全部断っている。




倉崎君は女子からも男子からも人気で面白い人だ。


倉崎君も女子から告白されてきたけど全部断っている、なぜなら……




麻衣の事が大好きすぎるから




去年もクラスが同じで麻衣に何回も猛アタックしてるんだけど……。