陵斗が好きでいいんだ・・・。



「白雪。話がある」



急に真剣な顔をして、私に話を始めようとする陵斗。



「えっ・・・・。」



「ここは仲良く二人で話して来い。この会場の上はホテルだからな。」



お父さんに鍵を渡された。



「お母さん達・・・どうするの?」


「どうにでもなるわよ」



お母さんとお父さんは笑って、私たちを見る。


陵斗に腕を掴まれて、私は陵斗を見た。



「お言葉に、甘えさせていただきます」


「えっ・・・ちょっと!」





私は陵斗についていく・・・ってか、引っ張られて、パーティー会場を後にした。