待つなんて出来ないよ。 お幸せに。そう言えばいいのかな? 「お幸せに。」 「白雪・・・?」 お嬢様って強がりなのかな? 本当に・・・・。 「お幸せに。」 私は後ろを振り返った。 そして、一歩出した。 「白雪!!」 私は涙を零すと、歩き始めた。 そして、会場の扉まで来ると、私は口を開けた。 「久しぶり!白雪!!」 「結衣みたいに泣くのな。」 「ちょっ!!」