キーンコーンカーンコーン。

結局、私はその場で方針状態になってしまい授業に遅れこっぴどく怒られた。

「あはははぁ!!」

そんな私の横で爆笑している愛理…。

「でっ!なんて言われたの?好きとか言われちゃた((笑」

(°□°;)

あなたは、エスパーですか!?

「えっ?まじで!!けっこう冗談だったのに!」

もう私は、苦笑いしかできなかった。




放課後、愛理に相談するためカラオケに行くことになった。

「キァー!!そんな前から好きだったっていわれたの!?」

私の話を聞いて愛理は、ずっと興奮していた。

だけど急に真面目な顔をして私を見てきた。

「でもまほは、黒崎くんのことどう思ってるの?」

………。

嫌な沈黙が続く。

「えっと。今は、好きかどうかなんて分かんない。」
「私は、まほが幸せになってくれるんなら応援するよ。」

!!!

「でも無理だと思ったら、ちゃんと断りなさいよ。だらだらしてると相手も傷つくわ。」

……。

涙がでた。自分のためにここまで考えてくれているとは、おもわなかったから。

私は、最高の親友を持ったようだ。

「ちょ!泣かないでよ~!」

困った素振りをみせながらもずっと横にいてくれた。