「冷たくされて悲しかった。デート断わられて苦しかった。なのに大好きなんだよぅ。わぁぁぁぁーん」


「ん。ごめんな?日曜日はじいちゃんの命日で、2ヶ月記念日だって分かってたのに訳も話さず断っちまった。土曜日、行こうな?」

「行くぅぅぅーわぁぁぁぁーん」


すると悠希は私の涙を舐めはじめた。


びっくりして涙がとまると、今度は頬に手を添えてきた。