「ぢゃあまず、俺はキャプテンの宮代っす。」 「俺は副キャプテンの小林コバヤシです。」 小林先輩は見るからに優しそう。 そして次々、先輩の挨拶が終わって行った。 3年生と2年生が五人ずつ。 人数は少ないけど、なんか、いい部活っぽい。 そして、1年生が六人。 あたしを入れたら、七人。 その中で、あたしと同じクラスの人が、1人だけ。