素直になれば



「マネさん、ユニフォームしまっといてくれるか?」



「わかりました〜。」




その変に転がっているユニフォームを拾い上げ、段ボール箱に詰め込んだ。


1つだけなら軽いのに、何個も集まるとすごく重い。



持ち上げようと全身に力を込めてみたけど、やっぱり持ち上がらなかった。




やばい…。



「里愛ちゃん?」




「はい?」





振り向くと、さっきの逆井先輩が立っていた。