「なにしてんの!!馬鹿ぢゃないの!!何があったかいいなさい!!」
母が言った
でも昨日の出来事を
言えるはずもなかった
いいたくなかった
自分が弱いってわかってるけど
確認するみたいで
親の前では絶対に泣きたくなかった
「別に…なんでもないし…」
聞こえたかわからない
とても小さな声で自分は
言った
でも親はしつこい
何度も理由を
聞いてくる
でも自分は無視しつづけた
うざい
そう思っていた