自分がこんなに弱いなんてしらなかった
「別れて」
「は??なんでだよ」
「うざいから.ばいばい」
この頃の私は付き合っては別れる
その繰り返し
何人もの人を傷つけてきた
最低な女だった
その中で.
私が初めて惚れた
先輩がいた
「たくま」
たくまに出会ったのは
学校に行く途中
乗ったバスで出会った
たまたま隣に座った
たくま
バスの中で
ipodで曲を聞きながら
携帯をいじっていた
隣に人が座っていた
事すら気づかなかった
すると
誰かが私の肩を叩いた
「あ??」
「怖いよ-君学校一緒やない??」
たくまが喋りかけてきた
「は??知らんし」
なんかうざかった自分は
冷たく喋った
「冷たくね-??(笑)てか制服一緒やん!!」
確かによく見たら制服が一緒だった
「てかなんなん
学校一緒なだけで喋りかけんといて」
「君金髪とかヤンキーなん!?」
たくまは自分がどんだけ突き放してもしつこく喋りかけてきた
「髪の色とかあんたに関係ないし!!」
自分の髪は金髪だった
中学で金髪だったからものすごく目立った
金髪でツインにくくった髪が自分で気に入っていた
「お-ッッと!!俺はあんたぢゃね-な!!たくまやけん!!お前は??」
「瑞希」
言わなかったら何度も聞かれる事が目に見えてたので正直に言った