「美雨‐っ」



突然呼ばれて
振り向く私



「あっ!拓だあ」


そこにいたのは
私が愛してやまない人だった。





「会いたかったよ」

そう私が言うと、
拓の優しい目が私をみて微笑み、
おでこに優しくキスをした。


私は幸せで幸せでたまらなかった。

こんな満ちたりた気分なんて、
拓といるときだけ

そう思えた。