ストーカーティーチャー cLAzy for YOU...





「神社?・・・ぁあ、多分取り壊されて・・・たな」

「そんなぁ〜・・・」

「ちょっ・・・泣くなよそんなことで。」

「だって・・・」



秋祭りで私は昔、お兄ちゃんと神社の石段で花火を見た。


誰もいない、山奥にあるちょっと不気味な神社。

だけど人込みが苦手な私にとってはとてもいい場所だった。


お兄ちゃんと二人だけで花火を見れた場所


「ちょっとここからじゃあ遠いし、

秋になったら行こうと思ってたけど。

なくなってたんだ・・・。」


「玉木・・・。」


先生は私をジッと見つめる。

「あっごめんなさい。変な話して・・・。」

「いや・・・。

なぁ、今から神社があった場所行くか?」

「え!?」

「だから神社だったとこ行くかって」

「そうじゃなくて・・・」

な、なんで?なんでそこまでしてくれるの?



「・・・。いや、やっぱりもう暗いしやめよう。」

「うん・・・。」




「祭りのときにでも行くか。」


「え?」

「俺も暇じゃねーし。どうせなら祭りの時行こうや。」

「先生それって・・・。」

「あぁ大丈夫。人いっぱいだけど俺、裏道知ってるから」


「そうじゃなくて」

「花火も綺麗だしな。今年で見納めだから見ないともったいねえよ」

そうじゃなくて

「それじゃあ決まりな」


えぇえ・・・?