「つまりぃ、もう秋祭りなんかさせなくしちゃえばいいんだね?」 「ええ。我社のツインカムマンションを立ち上げるのに、あの土地は必要なんです。」 「たしかに、年に一回しか使わない空き地なんて、マンションにしちゃう方がいいよね。 もちろんOKするよ。」 「本当ですか!?ありがとうございます! 報酬はいかほどに・・・」 「半分でいいよ。」 「は・・・?」 「マンションの半分、僕らにちょーだい?」