「……うん。待ってる」



握った手は、とても暖かくて…。


そして春の笑った顔が眩しくて、少しだけ……少しだけ、泣きそうになったんだよ――――



ねぇ、春。


あなたは私より年下だけど、私より頼もしいと思うんだよ。