あいかわらず、壱輝はヤキモチ妬きだ。 子供が出来ても、高校の頃となにも変わらない。 もちろん俺もだ。 真理子に対する愛は何も変わっていない。 ずっと愛しいと思える俺の奥さん。 その証拠に俺の右手には、真理子の奇麗な手が握られている。