モモの小屋の前で手を合わせ、拝み終わると淳司と立ち上がり空を見上げた。 空には、綺麗な飛行機雲と太陽が輝いていた。 「………モモ…」 なんとなく、モモの鳴き声が聞こえた気がした。 花壇の向日葵は、風に吹かながらも立派に咲き乱れていた。