恋愛なんか、ただ性欲のまま求めあう汚い行為だと思ってた。

でも、あいつらを…

壱輝とひなのを。
達樹と真理子を。


近くで見ていたら、そんな考えどっかにふっとんだ。

そんな考えを持っていた、自分を恥ずかしく思った。

あいつらは、毎日必死に生きていて毎日すごいキラキラしていたんだ。