思った通り!


バレなかった…(泣)


いままで自分のイヤなところが役に立つなんて思いもしなかった…


教室に上がり席に着いた

横の席の奴は寝ている

なんとまぁかわいらしい笑顔でこちらを見て寝ていらっしゃる


HRがはじまったが


先生の話は聞き流した


授業が始まった

駿に頼ろうとしたけど昨日姉さんが言ったことを思い出し自分で受けることにした



(駿…お前いつかいなくなるん?)

(やだなぁ…らしくないですよいつもの元気は?)

(いいから教えてくれ!)
(…
ぼくが消えるのは鐵の身代わりになるときです)
(え?!)
(なんて言うのはうそです
ほらただでさえ頭がないんだからぼくが教えるんで聞いてて下さい

先生の話は耳を貸さなくていいですあの人教えるの下手だし…)