次の日あたしはｺﾝﾋﾞﾆに
辞めることを伝えてきた。
ｽｰﾊﾟｰの面接までは
あと1週間ある。
「ｶﾗｵｹ行こー♪」
「いいよー♪」
それまでの1週間、
あたしは放課後友達と
遊んだり彼氏と遊んだり
自由気ままな生活を
送っていた。
「瀬莉、
明日面接でしょ？
斉藤さんの娘だから採用
してあげるって店長言って
たけど一応面接はするって言ってたからね」
「分かったぁ♪」
次の日面接には
当然受かって3日後初ﾊﾞｲﾄ
となった。
そしてﾊﾞｲﾄが始まる日と
同時に自転車通学から
念願の電車通学に変えた。
あたしの地元はすごく田舎。
今まで50分かけて自転車で
通っていた。
馬鹿みたいだけどお金が
かかるからそれなりに節約
していたんだ。
