ユイは、放課後委員会があるらしくて、智矢と2人っきりで帰ることに。
すごく緊張するけど...きっと大丈夫!
待ち合わせは、体育館前。
1人で智矢を待っていると、
「ごめん! 待たせたな」
「大丈夫だよっ」
「よし、帰るか!」
歩きながら、いろんな話をした。
部活楽しい? とか、
理科の先生についてとか、
智矢と話してると、あっという間に時間が過ぎていく。
近所のクレープ屋さんでクレープを食べて、あたしの家に着いた。
「一緒に帰ってくれてありがとう! 楽しかった!!」
「俺もだよー。 千春のいろんなことを知れたし!」
「また明日ねっ」
そう言って手を振ったけど、智矢はボーっとこっちを見ている。
「どうしたの?」
すると、体を引き寄せられた。
「えっ...とっ智矢??」
