翌朝...
「千春! おはよー」
「おはよっ」
「で、で? 好きになっちゃった系?!」
「あ、う...ん? たぶ..ん」
「よーしっ! もう告っちゃお!!」
いっいきなりかよ!
無理に決まってるじゃんっ
「そそそれは早すぎる! まだ何も知らないし...」
「そっかぁ。 じゃ、ユイも協力するよ!」
本当に親友がユイでよかったなぁ。
ん? あれ?
今誰かに肩をたたかれたような...
視線を横に向けると、
「はよー!」
隣には、智矢が!!
顔が熱い熱い~!!!
思わず、目線を下に向けてしまった。
「お..はよっ」
隣でユイはニヤけてるし...。
話さないのも悪いから、一応なにか話そう。
「智矢も朝練?」
「おぅ! もうすぐ試合だからな!」
バレー部のエースの智矢。
試合してるところ、カッコいいだろうな...。
「千春も朝練だろ?」
「あ、うんっ」
「いつも朝練してるの知ってるよ! 頑張れよー」
「ありがと! 智矢もね」
「ん! じゃなー」
手をひらひらと振って、智矢は体育館へ。
あたしは、ユイと音楽室へ向かった。
「なぁんだ! 以外とフツーに話せてるんじゃん!!」
「そ、そう? めっちゃ緊張したんだけど...」
「大丈夫だよー! この調子で頑張れぇ」
ユイにほめられて、ちょっと緊張がほぐれたかも。
ありがとうね!
