「リコ、AKB歌おうぜ~」
「いいね♪」
「響ちゃん♪K-POPいける?」
「まぁある程度は」
「千里あれ歌ってよ!お前得意じゃん。エヴァンゲリオン♪」
「まぁ…朔羅に言われたら…」
「進藤先輩は声が福山にちょっと似てますよね。歌ってください♪」
「リコちゃん~♪俺おはこよ☆」
一時期はどうなるかと思ったが―――場は和やかムードだ。
しかも何故かリコとキモ金髪野郎は仲がいいみたいだし。
心配するほどでもなかったか。
~♪
音楽が流れて、あたしは顔を上げた。画面はB’zの曲だ。
うぉ!誰だよ!こんないきなりレベル高の歌入れたやつぁ。
「あ、俺らだ♪」と戒がマイクを持ち、キョウスケにもう一個のマイクを手渡している。
戒!!それにキョウスケも!?
戒はともかくあんなにテンション低いキョウスケが歌えるのかよ!
そう思ったけど―――
~~♪
!!
二人とも歌、激うま!!!



