恐らく、数分の間、


インスタント麺が


少しのびてしまう位の


時間。




キョウヘイは少し


遅れを取りつつも、


4人で今夜過ごす、


ペンションへと歩いた。





まだ7月の前半だというのに


少し歩いただけでも


汗がにじみでる。





暑さに、段々と


最高潮だったテンションも


落ちてくる。






「あ、アレだね。」




ユウキが指を指した。



ユウキの指の先へと


皆の視線は集まる。







「「可愛いー。」」