…そんな回想を終えて後ろに振り返る 「ねぇねぇ神崎、」 「どうした」 「1年前のこと覚えてる?入学初日に私のこと無視したでしょ?」 そう意地悪を込めて聞いてみる。とはいえ、根に持ってるわけじゃない。 今思えば笑い話にも出来る。 神崎だし仕方ないかなって。 「…そうだったか?」 神崎は私の言葉に不思議そうに答える。 ああこれは完璧に覚えてないな。