電話番号を送って貰った
次の日の深夜…

私は
龍二に電話をかけた。



プルルル…



なんだか
とてつもなく
緊張する。



プルルル…


ガチャッ


『はい、もしもし龍二です』

「えっ……!?」



なんと
電話口から聞こえて来た声は、私の大好きな声優さんの声にそっくりだったのだ。


「あっ…あの…優花です」


『想像した通りの可愛らしい声ですね』


「え!いや…そんな。可愛らしいだなんて…龍二さんの声も とっても素敵です!」


『ははっ、ありがとう』



それから
私達は
3時間近く声優さんの話で
盛り上がっていた。


そして
電話を切ったあと、
私は幸せな気持ちで眠りについた。



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