∽真優花の過去13∽
まだ状況がよく理解できないあたしには
電話の向こうの
ヤマちゃんの声が
やけに遠く感じられた。
『うちは、今まで話してたわけだし…
これ送ってきたのは
あんたじゃないと思うけど
こんなの見せられたら…
あんたの話
どこまで信用していいのか
わかんなくなった』
「なに…なんなの?」
『…写メ…
あんたと恵方堂が写ってる写メが
送られて来たんだよ』
ドキッ…
『しかも、この写真の2人って…
ただの友達には
見えないんだよね』
「そ…
それって、どんな写真なの?」
『あんたらが…なんか
抱き合ってるやつ。
しかも…学校ぽいし…
そんな覚えある?』
学校…?
抱き合ってる…?
パニクったあたしの
頭の片隅に
今日の学校での出来事が
浮かび上がった…
「あ…」
『あるんだ…心当たり』
「違うの…それは…」
『いいよ、別に…
うちに言い訳しなくても。
今からそっちに、写メ送るよ。
うちに来たってことは
多分…他の子にも送られてんじゃない?
あんたも大変だね…
ま、頑張りなよ』
少しあきれたような
ヤマちゃんの声。
「ヤマちゃん、ごめんね。
でも、あたし…」
『しょーがないよ。
あんただけが悪いわけじゃないもんね。
とにかくさー
また変なメル来たら、やだから…
今からメアド変えるし
早めに番号も変えるね。
アド変したら、そのうち
またメルするから…』
電話が切れると
すぐにメールが来た。
届いたメールを開いて
あたしは愕然とした…
まだ状況がよく理解できないあたしには
電話の向こうの
ヤマちゃんの声が
やけに遠く感じられた。
『うちは、今まで話してたわけだし…
これ送ってきたのは
あんたじゃないと思うけど
こんなの見せられたら…
あんたの話
どこまで信用していいのか
わかんなくなった』
「なに…なんなの?」
『…写メ…
あんたと恵方堂が写ってる写メが
送られて来たんだよ』
ドキッ…
『しかも、この写真の2人って…
ただの友達には
見えないんだよね』
「そ…
それって、どんな写真なの?」
『あんたらが…なんか
抱き合ってるやつ。
しかも…学校ぽいし…
そんな覚えある?』
学校…?
抱き合ってる…?
パニクったあたしの
頭の片隅に
今日の学校での出来事が
浮かび上がった…
「あ…」
『あるんだ…心当たり』
「違うの…それは…」
『いいよ、別に…
うちに言い訳しなくても。
今からそっちに、写メ送るよ。
うちに来たってことは
多分…他の子にも送られてんじゃない?
あんたも大変だね…
ま、頑張りなよ』
少しあきれたような
ヤマちゃんの声。
「ヤマちゃん、ごめんね。
でも、あたし…」
『しょーがないよ。
あんただけが悪いわけじゃないもんね。
とにかくさー
また変なメル来たら、やだから…
今からメアド変えるし
早めに番号も変えるね。
アド変したら、そのうち
またメルするから…』
電話が切れると
すぐにメールが来た。
届いたメールを開いて
あたしは愕然とした…
