太陽の輝く世界

「俺の母さんの病室、二階

だったんだけど、眺めいまいち

だった」

「え?諒介のお母さん、入院

してるの?」

「あぁ。でもこの前退院したし」

「そっか」

「確か、優芽と会った次の日」

「そうだったんだ」

「その日も優芽に会いに来ようと

思ってたんだけど、準備が

案外忙しくてさ」

「わたしのことは、気にしなくて

よかったのに」

何気ない一言で、心が揺らぐ。