ガラスの日々


里香にとって、自分より勉強も運動もできて、
人気者できれいな美野里は、邪魔者にしかなかった。

そんなことを知らない美野里は、里香にも優しかった。

微笑んで、話しかけてた。

でも里香は言っていた。

「なに?あいつ!自分のがかわいいとか思っちゃってるの!?」