ガラスの日々


あんなに騒がしかったこの部屋も、自分の鼓動も聞こえるくらい静かだった。
それとも、心臓の鼓動が大きくなってたのか…

洋一の、携帯のボタンを押す音だけが響く


「…悪戯よ…」

ポツリ…
誰かがつぶやいた。