「奏ぁ…ゆちゃあのとまとあげる」


「え?結亜まだトマト食べれないの?
食べてみなよ~栄養たっぷりだよ~?」




結亜のお子様ランチにはミニトマトが入っていた

結亜の嫌いな食べ物

口の中でグチュッてなるのが嫌だとか…



「ほら~トマト食べたら渓ちゃん来るかも知れないよぉ~?
はい、あーんして!」


無理矢理言って口を開けさせた
結亜は目を瞑って眉間にしわをよせて口を開けている
私はその口の中にトマトを放り込んだ


「おいし?」

「・・・ぐぢゅぐぢゅ」



結亜の顔に私と由希子は笑った

そしてそのままめっちゃ変な顔して飲み込んだ