「乗って乗って、」




振り返った先にいた渓ちゃんは

車に乗っていた
運転席の方


凄い驚いた





「免許…取ったんだ?」

「うん、俺早く受験終わっただろ?だからバイトしながら」

凄い

夢みたいな光景だ

渓ちゃんがハンドルを握っている


しかも制服で








「制服着てるから無免許運転って思われちゃうかもね」

「はは、有り得るな」





やばい

凄く凄く凄くカッコいい
隣で渓ちゃんが運転してる


その隣に私が座ってる



嬉しさがジワーッと込み上げて来る