「ありがとな」



渓ちゃんが唇を離した後にそ言った



「これは襲う部類には入らないの?」

「セーフって事にして?」



すっごいおかしくて
二人で笑って


もう一回キスをした




さっきの触れるか触れないかぐらいのキスより深くて


甘いキス




初めて感じた渓ちゃんの唇

近くで感じる吐息がこんなにエッチで
こんなに恥かしいなんて思わなかった



「もうやめとく

襲っちゃいそうだから」



そう言ってキスを止めた


可愛い、我慢してる



「我慢出来なくなったら言ってね」




今年の夏は


生きて来た中で最高の


本当に最高の夏だったよ

渓ちゃんありがとう