「あたし襲われるかも知れない?」

「いや、襲わない」


「なんでぇ!!」




何で!?って思った
思わぬ答えに。

なんか少しショックだな…





すると渓ちゃんはまた私の頭を優しく撫でて言った





「奏は大事な大事な幼馴染みだし
大事な女の子だから

そんなたやすく触っちゃだめなの」





大事な幼馴染み…

大事な女の子…



その言葉って
すごく重い

私の事を思ってくれてる





最高にカッコいいよ…

そんな渓ちゃんに惚れ直しちゃう






「渓ちゃんなら全然いいもん」



私がそういうと渓ちゃんは





私のおでこに優しくキスをした




「取り敢えず受験終わるまでな

まぁ俺口先だけだからわかんねぇけど」