ー詩音sideー (まさか、小梅から電話が来るなんて…思わなかった。) 電話を終えた詩音は携帯を見つめていた。 携帯を見ていると1人の男性が声をかけた。 「よぉSHION!今日は宜しく。」 「カズ!こっちこそ宜しく。」 笑って挨拶をする詩音。 「まさか、SHIONと仕事が一緒に出来るとは思わなかった。」 「俺もだ。」 「まっ頑張ろうぜ!」 「あぁ!」 このカズと言う男性は、詩音と仲が良い。 デビュー当時、詩音は雑誌のモデルをしていた。