「何、ワケの分からない事言ってるのよ!私のお菓子を返しなさい!」 「わっ分かったから!」 小梅の意外な言葉と勢いに負けた男。 小梅にお菓子を弁償する事を約束した。 「ちゃんと弁償するから。」 「それなら許します」 納得したのか、小梅は笑顔で答える。 「しかし…クスクス…あんた変わってるね。」 「そうですか?全然普通ですよ。」 「俺…あんたの事気に入った!」 男の言葉に驚く小梅。 「あの…今日初めて会った人に…気に入られても…」 また、嫌な顔で小梅は答える。