甘い誘惑にはご用心!?~悪代官に恋をする~




 「そんなに俺と一緒で嬉しいんだ。」



 笑って答える男性。



 「…はっ?」



 小梅は何を言っているのか分からない。



 「俺と会えるなんて…君は幸せだね。」



 何を言っているのか分からない男に、小梅は唖然としていた。



 「さっきから言っている事が分からないのですが…」



 男はサングラスと帽子を取った。



 「俺の事、知ってるだろ?」



自信満々で答える男に小梅はーー。



 「…あなた誰ですか?」


 「…冗談で言ってんの?」