「小梅、じゃまたね。」 「バイバイ!」 お店の前で二人は別れた。 小梅は駅の近くにあるケーキ屋に入った。 「わぁ~美味しそう!」 目を輝かせながらケーキを見ていると、店員は“クスクス”と笑っている。 小梅はいくつか、ケーキを買い店を出たー…。 何軒か先の和菓子屋で、お饅頭をいくつか買った。 小梅は、満足そうにケーキとお饅頭を抱える。 駅に向かっていると、すごい勢いで走って来る人ーー。 そんな事に小梅は気づかず歩くとーー。 “ドンッ”とぶつかった後、“グチャ”と言う音がした。