「は?違ぇよ」



「なんだよ~。高梨、案外モテるからな?キープしとくなら今のうち~」




なに言ってんだか、こいつは。


実紅とは恋愛感情がないから今みたいに相談とかできるんだよ。





たしかに、彼氏いた、とかいう噂は聞いたことないな・・・・・・。






考えているといつの間にか彰吾は消えていた。



廊下のほうをみると和弥と彰吾がなにやら話していた。






まぁ、いいや。と机に置いたままだったカバンを下ろすと




合図をしたように携帯がなった。






『ぐっどもーにんぐ☆

寝不足気味な誠人へ。



今日の優里』





実紅からのメールだった。






そして俺は言葉を失う・・・・・・。