「里衣!」


「お父様!」


「あ、ご主人様!彼女を連れて逃げてください!」


「わかった」


 俺は彼女がいないことを確認すると次々に発砲した。


 そして他の刺客は逃げた。


「大丈夫でしたか?!」


「ありがとう!林くん」


「いえ」


 涙をうるませてる彼女。


 その姿がいとおしい。