私に恭は淡々と呟く。
その呟き一つ一つが恭の本音。



「……俺も…本当は仔猫ちゃんの想いに応
えてあげたい…でも…俺は神様としては未
熟だから、しんみりした話ばかりではつまんないね」



つまらなくない…
私はもっと聞きたい…恭の本当の気持ち。


「アッキーそう言えば…一度も啼かないね…」


「……///」
私は恥かしいけど…にゃ~と一声。


「…可愛い声だね…でも仔猫みたいに小さ
な声だね…恥ずかしがり屋さん?」