「下の毛は無理だよ…」


「え、あ//髪の毛です!!」


「いいけど…何に使うの?」
恭にすれば尤もな疑問。


「それは…」
両思いなれるおまじないに使うとは
はっきり言えない。


「食事の後でいい?」


「はい…ありがとうございます」


「……」
それ以上恭は詮索しなかった。