「~さん、ざきさん、神崎さん!」
名前を呼ばれていることに気づきハッとする。
「!すみませんっ」
とっさに謝り頭を下げた。大丈夫?と聞かれたが思わず大丈夫じゃないですと答えてしまい笑われてしまった。

それから世間話を交えながら業務内容や病院のシステムなどの説明を受けた私は部長に連れられ、これからお世話になる部署であるOPE室へと向かっていた。