もしかしたら人類がいなくなるのは近日中かもしれない、けれど人類の科学技術だけはどうにも僕らの想像の斜め上を急上昇していくので信憑性に欠ける。けれど、人類は消える時はあっという間に消えるのは目に見えているのは事実だ。終わりのない始まりはない。人類は永遠を妄想して始まるけれど、でも本当に神様という偶像が与えてくれたのは終わりであって、始まりを歩くのは人類の自由選択だ。終わりを形成して初めて時間が流れる。途切れのない一方通行などあり得ない。だからね、神様のつくった終わりまでもうすぐなのだ。だって、もうすぐで天の恵みの滴は人類の凶器に変貌するらしいからね。なんでも物質を全部溶かしちゃうんだって?そりゃすごい!でも人類はすぐにその凶器を凌ぐ防御を開発するだろう。本当に人類の知能と技能は凄まじい。けれど、その知能と技能とそれに伴う利益は得を生産するだけじゃない。裏に表があるように利益の裏には害がある。利益によって生み出された害はまた人類を脅かす。守る‥作る‥脅かす。矛盾した循環。人類はこれを誕生した何百何千という時間の中で何度も繰り返してきた。もうそろそろ飽きたよ。人類が僕らの想像をひっくり返すのはもう予想がついてる。予想できる展開はお遊戯としては最低な催しだね。さて、終わろうか。そろそろ信憑性も強くなってきた。そろそろ、僕らの出番だ。恐竜が消えたように、人類もまた塗りかえられ進化しなくてはならない。大丈夫、僕らは人類よりももっと上手く、地球を使ってあげられるよ。僕らの終わりのために、さて‥僕らは終わりの始まりを始めよう。さようなら、人類。