私も南ちゃんのほうを見て笑ってみた。

「あの・・・南ちゃん。おなか大丈夫?」

私は、南ちゃんのベットの横にあるいすに座ってそういった。

ずうずうしいかな・・・。

引っ込み思案なわたしはこんな考えばっかり・・・

「あぁ・・・うんたぶん平気。ゆまちゃんと話してたら元気出てきた!」

「あははっありがとっ!」

そんな会話をしていると、保健室のドアが開いて美香が顔を出した。

「ゆ~まっ!あんたが授業でないなんて、珍しいね~」

あっ授業さぼったのすっかり忘れてた・・・。

先生にどう説明しよ・・・。

「どうせあれで泣いてたんでしょ?教室のぞいてくれれば慰めに行ったのにぃ・・・。」

「美香は授業さぼりたいだけでしょ?もぅ~!」

「げっ!!やっぱばれたか・・・(笑)」

美香は私とは違って、社交的で明るい性格。どっちかというとモテるほう。

南ちゃんがいるコトをすっかり忘れて二人で話してると、南ちゃんがベットから顔を出して、

「あの・・・美香?!」

南ちゃんは美香のほうを見て驚いていた。