「ゆま・・・?どうしたの?早く行こ~」

えっ!?美香?どうしたのって・・・どうしたもこうしたもないでしょ~!!

その場で、抵抗することもできず、しょうがなく美香と雄凪と・・・市川くんについていった。

門をでると、美香は家とは反対の道へ行こうとしていた。

「え?美香そっち家と逆じゃない・・・?」

「うん。だってせっかくWデートなんだから、遊んで行こうよ。」

「「はっ?!」」

市川くんと私は同時に行った。

Wデートなんて聞いてないし!!

「雄凪ぁ!お前だましたなぁ?どうしても話したいことがあるから4人で帰るっていう約束じゃないっけ?」

どうやら市川くんもこのことは知らなかったようだった。

絶対なんかたくらんでるし。

美香と雄凪って協力してくれるんだけど、なんか流れが急すぎるっていうか・・・。

「まっお二人さん。あんま興奮しないしない。気楽に行こうよ。」

「興奮って・・・雄凪。後でどうなるか覚えとけよ。(にっこり)」

市川くん怖っ!!

笑顔で怒るのって、こわすぎるでしょ。

でも、怒った顔初めて見た!

って感動してる場合じゃないし!

何一人で突っ込んでるんだろ・・・(笑)

そんな、会話をしていると、ゲームセンターについた。

「まぁ、せっかく来たんだし、楽しんでかない?」

さっきまで反対してた自分が、何を言ってるんだか・・・って感じだけど、まぁ、楽しみたいし。

「そぅだな。」

市川くんも納得してくれた。

そして、私たちは4人でプリをとることになった。

4人って結構狭いんだよね・・・。