でも、今は毎日明るくて楽しかったり、辛かったり、悲しかったり、たくさんの思いをすることができた。

大好きな人にも大好きな友達にも毎日あえた。

だから、どんなにつらくても、どんなに悲しくて、泣いちゃっても、それを、楽しいに変えることができようになった。

今は、市川くんとは「友達」でしかないけど、いつかは・・・絶対に「恋人」みたいな関係になれるって信じてる。

だから、今は友達でいい。

友達でもいいからそばで笑っていたいんだ。

その日の授業は、結局自習になった。

この時間には新しい友達ができた。

この日は一斉下校だから、美香と帰ることができる。

「美香~!!帰ろ~」

「うん!ちょっとまって!雄凪も一緒でいい?」

ラブラブだねぇ~・・・。

「いいよ~けど、せっかくだから、二人で帰りなよ。」

「あ~だめだめ!ゆまも一緒じゃないと!」

じゃましちゃうけど・・・美佳がいいならいっか!

「わかった!じゃあ雄凪の教室の前でまってるね。」

「OK!」

そうして、3-2の教室も前の廊下で立っていると、雄凪が出てきた。

「おっ!笹川。早いな~あいかわらず美香はおそいけど~(笑)」

雄凪がそういった瞬間、美香が走って出てきた。

「ゴメ~ン。まった?」

「全然☆けど、何してたの?」

「い・ろ・い・ろ!じゃ行こうか!市川も・・・ね?」

市川くんも一緒なんだぁ・・・ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

市川くんも一緒なのぉ?!

「えっ?!」